278: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/02/20(月) 00:13:28.93 ID:BwJxYROk0
ー天龍サイドー
天龍「クソッ!1機やられた!」
天龍の腕の艤装に乗せられたカードが砕けた。
因みにこの艤装によって召喚された装備には妖精は乗っていない。
夕張「方角はわかる?」
天龍「ああ。進行方向基準に左に約35程だな。横から攻撃を受けたみたいだ。」
それを聞いた夕張が顎に手を当て、少し考えた。
夕張「なら、恐らく相手はこちらと同様に直進してる?」
天龍「あ?どういうことだよ。」
天龍が速度を若干落とし、夕張に並んだ。
夕張「私たちは今回、円周上に直径となる様にスタートしたはずよね?」
手のひらに円を書き、指を1本立てた。そしてそこから今度は二本の指を開く。
夕張「偵察機の進行方向が私たちと同じなら、恐らく二方向に飛ばして索敵してるはず。だったら補足後に対応しやすいのは・・・。」
天龍「中央って訳か。」
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