190: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/06/01(木) 21:47:52.41 ID:4mrMdPgNo
●みんなの
俺「駄目男らしさってーと……楽な方に進みたがる…って話だっけか?」
レミ「うん、そう。でも…それって多分、アンタが自分で思ってるのと違うのよね」
俺「………は?」
レミ「楽な方に…って言うと、何って言うか…逃げ?いけない事みたいに聞こえるじゃない?」
俺「まぁ、実際そうだよな」
レミ「でも、見方を変えると…あ、こっから先はハルお願い」
と言うと、レミはハルに視線を向け…それに応えるように、ハルが続きを語り出す。
ハル「その、楽な方にって言うのが…自分にとって、一番気が楽な事だと思うんです」
俺「…………」
ハル「だから……例え目先だけでも、自分が望む事のために選択出来る所が……」
レミ「アンタらしさ」
ハル「貴方らしさだと思います」
そう言ってハルは、強張った俺の頬に手を伸ばして……震える俺の唇に唇を重ね………
今度は…ハルが離れると共に、レミも俺の唇に唇を重ねて………
惚れ直してしまうくらいの物凄く良い笑顔を、二人揃って向けて来た。
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