勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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450: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2017/02/08(水) 22:02:02.27 ID:GM/3XkQM0

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――ガルナバーグ・牢場・外――


ザワザワ


蝶ネクタイ男「お願いだ!!町長と話だけでもさせてくれ!!」

ダーマ勇者「ですから!できませんと何度も言っているでしょう!」

「お願いだよ!少しだけでいいから話をさせてくれよ!!」

「そうだ!きっとなんかの間違いだ!」

「お願いします!私達からも弁解させて下さい!」

ダーマ勇者「鎮まってください!!」

「「「……っ」」」

ダーマ勇者「……容疑者は、この街のお金の横領だけではなく、国連の取り引きで賄賂受け取りや収入の無断差し引き」

ダーマ勇者「それに収まらず、貨物の横領、そして犯罪に関わった人間を口封じのため殺害しています」

「んなわけあるかぁ!!!」

「濡れ衣だ!!あの人がそんな事するわけねえだろうが!!」

ダーマ勇者(ダメ……キリが無い)

ダーマ勇者(この街に居る国連の勇者は私だけだし負担がすごい……なんでこんな時一人なのぉぉ……)


スタスタ


エジンベア大臣「おやおや、皆さん。随分あの容疑者を庇いますね」


「「「!!」」」

「エジンベアの大臣だ……」

エジンベア大臣「おお、私を御存知で?有難いですね」

エジンベア大臣「しかし……わかりますね?あの容疑者のカタを持つ人間は……」

「「「……っ」」」

ダーマ勇者「……み、皆さん。御引取り願います」

「くそっ……」

「絶対なんかあるぜ……お前言ってやれよ」

「や、やだよ……職失いたくねえ」

ゾロゾロ…

ダーマ勇者「ふう……ありがとうございました。エジンベア大臣様」

エジンベア大臣「いえいえ。ダーマ勇者様もお疲れ様です」

ダーマ勇者「もうよろしいのですか?容疑者は」

エジンベア大臣「ええ。サマンオサ行きになるでしょうな」

ダーマ勇者「サマンオサに……あれ?ソクラス様や他の方々は?まだ中に?」

エジンベア大臣「…………ああ」

エジンベア大臣「ソクラス様はもうじき出てこられるでしょう。ただ他の方々はしばらくかかるかもしれませんな」

ニタァ


エジンベア大臣「前町長に熱ぅ……い“お別れ”をしているやも、しれませんから」




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