勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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441: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2017/01/28(土) 01:54:39.90 ID:w8zgd1430
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――スー地方・岩山――



エド「ヒヒィィ――――ン!!!!」

スラお「ゆれる――――っ」

ダカダッ!! ダカダッ!!


勇者「エドさん!あとどのくらいで着きそうですか!!?」

エド「あともう少しかかります!!ご主人様!スー勇者!しっかり掴まっていてください!!」

勇者「スーちゃん!大丈夫!?僕に強くしがみ付いてて!!」

スー勇者「……ご主人様」

勇者「ん!?何!?」

スー勇者「ごめんなさい、です」

スー勇者「……スーの村の人たち、誰も付いて来てくれなくて」

勇者「……ううん。いいんだよスーちゃん」

勇者(あの街や商人に対する不満や偏見もあったんだろう。来てくれるなんて思わなかったし)

勇者「とにかく、エドさんが送ってくれるだけでもありがたいよ!」

エド「しかし!ご主人様、よくあれがわかりましたね!」

エド「それに町長さんが危険な目に遭ってるなんて、何故思ったんです!?」

勇者「……あいつ、昔っからああなんです」

勇者「ああいう回りくどいやりかたして……最終的に自分を蔑ろにするような奴なんですよ」

勇者「だから、分かるんですっ……」

スー勇者「……」

ギュッ

スー勇者(……ご主人様みたい)


勇者「とにかくっ、なるべく速くあの街にお願いします!!」


エド「任せて下さい!それでは飛ばしますよ!!!」


ダカダッ!! ダカダッ!!


スラお「ゆれぅぁ―――――っ」

勇者「っ……」

勇者(商人……マジで無事で、無事でいてくれよ……!!)




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