勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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409: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2017/01/16(月) 02:21:29.72 ID:uZPQ7lpE0
スー勇者「下層街って……!!」
スー勇者(この前、私達が行った……)
スー戦士「……街の、住人達。全員か?」
あらくれ「……ああ、今の所、そうだ」
あらくれ「町長に連れてこられなけりゃ、今頃まだずっとあの下層街でくせえ飯を食ってた」
あらくれ「でも、今はあの人のおかげで……みんなやっていけてる。職だってまともに見つけられてる!」
ガッ!!
あらくれ「頼む……!!今回の事も、何か事情があったにちげえねえ!!」
あらくれ「他のやつらは知らねえんだ……俺は知ってる……あんたらは強い」
あらくれ「昔、戦争に行ったヤツから聞いた事がある……スー人が本気を出したら、誰もまともにたちうちできねえって」
あらくれ「スー人は敵に回すなって……!!」
スー戦士「……俺達の、町長への報復を恐れて……この村まで来たのか?」
あらくれ「…………お願いだ、後生だ」
あらくれ「あの人を……憎まないでやってくれ」
あらくれ「許してやってくれ……!怒りを治めてくれ……!!」
【【【【【“…………”】】】】】
【“……けっ”】
ゾロゾロ
【“自分らも奴隷だったくせに、俺らに威張り腐ってやがったってのかよ”】
【“もういい……視界に入れるのも、考えるのも嫌だ”】
【“何が事情があったから、だ……クソが”】
スタスタ…
スー戦士「……俺達には、そんな事関係ない」
スー戦士「約束を反故にされ、馬鹿にされたんだ。許せる筈もない」
あらくれ「……っ」
スー戦士「だが……お前に言われなくとも、報復などはしない」
あらくれ「!ほ、本当か!?」
スー戦士「勘違いはするな。お前達の事は許せない」
スー戦士「だが、偉大なる魂の導きの為に、憎しみを生む事などはしない」
スー戦士「……それだけだ」
あらくれ「……おっ」
ギリッ…
あらくれ「恩にきるっ……!すまねぇ……すまねぇ……!!」
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