勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
↓ 1- 覧 板 20
4: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/06/18(土) 04:45:06.03 ID:lfUZ9G4a0
騎士団長「事態は深刻です」
――ランシール・中央神殿――
−世界首脳会議・会場−
「何か事態に悪化するような事態が?」
騎士団長「いえ、特にそういうわけではありません」
騎士団長「ただ、無さ過ぎるのです……進展があまりに無い」
騎士団長「賢者ガルナの末裔が魔族にかどわかされてからもうじき一年経ちます」
騎士団長「しかし彼女の行方どころか、オーブの一つも発見されておりません」
騎士団長「聖地アリアハンの王の失権は未だ続いておりますし、国連勇者の行方不明者も出ています」
騎士団長「このままでは我々人類が魔族に大きな遅れをとってしまうのでは、と思いまして」
−国連の勇者席−
ポルトガ勇者(……よく言うぜ)
イシス勇者「……」
エジンベア勇者「ふぁーあ……」
ムオル勇者「……」
ジパング勇者「……それでー?どうしたんじゃよそれが」
騎士団長「ですから、こちらも……失礼、“サマンオサ”も色々と積極的に体制を変えて取り組まなければならないと考えております」
騎士団長「……エジンベア大臣」
エジンベア大臣「はっ」
ガタッ
エジンベア大臣「えー、では少々お時間を頂きまして……支援物資の計画案を」
……。…。
ポルトガ勇者(……まるであいつがサマンオサの……いや)
ポルトガ勇者(サマンオサが軍備拡大で現状世界一の強大国家になった今、まるであいつが国連の仕切り役だ)
ポルトガ勇者(着実にまずい方向へむかってやがるぜ……)
エジンベア大臣「……――と、そこでポルトガ領の国連港を経由します」
騎士団長「では、その際は物資補給の支援を。ポルトガ王。お願い申し上げます」
ポルトガ王「……わかり申した」
イシス勇者(……毎回毎回、あれじゃポルトガが本当に奴隷だ)
553Res/459.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20