勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
↓ 1- 覧 板 20
394: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2017/01/13(金) 23:45:00.24 ID:6KGNOpWy0
エド「……ん?ご主人様?どうかされましたか?」
勇者「…………や、なんでもないです。行きましょうか」
スタスタ
勇者(雑用と、長閑な風景)
勇者(夕陽と夕餉の匂い)
勇者(これじゃまるで)
勇者(まるで)
スタスタ…
勇者「……あぁ」
勇者(はらわたが捻じ切れそうだなあ)
勇者「ほんと……幸せな」
勇者「幸せな……」
――――――――――――
――スー勇者の家――
スー勇者「……」ジーッ
スラお「どしたのスーちゃん?」
スタスタ
勇者「スーちゃん。ただいまー」
エド「ただいまー」
スー勇者「あ!二人とも!おかえりなさいです……すごい荷物です?」
勇者「ちょっと村の人たちに貰ってね。……あれ?スーちゃんの目の前のその荷物は?」
スー勇者「これは、ランシールさんから届いた、私の、昔のにもつです!」
勇者「ランシール勇者さんから?昔の?」
スー勇者「むかし、私が勇者になったばっかりのころに、ランシール勇者さんと一緒に旅した事があって」
勇者「えぇっ、そうなの?じゃあその時にランシール勇者さんに預けた荷物が送られてきたんだ?」
スー勇者「そう、なんですけど……ちょっとへんな事が」
勇者「変?」
スッ
スー勇者「いくつか、身に覚えのない荷物があって……一緒にこの紙が」
勇者「この紙……?真っ白だね?」
スー勇者「はい……」
スラお「このくまのぬいぐるみ!かわいい!」
エド「おやおや、スー勇者はかわいらしい趣味してるね」
スー勇者「そっ!それも身に覚えのない荷物です!」
勇者「んー……間違えて紛れちゃったのかな」
スー勇者「かもです……今度返しに行くです」
勇者「ん。それがいいかもね」
553Res/459.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20