勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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322: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/12/15(木) 00:22:36.35 ID:PC86Fqf/0
スー戦士「そういうスー勇者も共通語がだいぶ上達したじゃないか!偉い偉い!」
スー勇者「えへへ……ご主人様が、教えてくれるです!」
スー戦士「ご主人様?女王様かい?」
勇者(女王様?)
スー戦士「いいえ!お師匠様ではなくて、この方です!」
スー戦士「君……が?えっと、うちのスー勇者が世話になってるね」
勇者「いえいえいえいえ、本当にこっちが世話になりっぱなしで」
ガシッ…
スー戦士「でも……その……こんな子供にご主人様呼びを強制させるのは正直……」
勇者「ちげーんですけど!!!?強制じゃないんですけど!?……まあ、とにかく。勇者です。よろしく」
スー戦士「ああ。よろしくな」
勇者「あ、スー戦士さん。早速ですがこれ……頼まれた荷物です」
スー戦士「ん?頼まれたって誰に……おおお!町長さんからか!ありがとう!!」
勇者「秋種と本だそうです。間違いないですか?」
スー戦士「ああ。間違いないよ。全く仕事が早くて助かるね」
スー勇者「でも、スー戦士さんが、取り引きです?本と、種を?」
スー戦士「ん?あー、そうか。この街ができてからはお前はスーに帰ってなかったからな」
スー戦士「今俺はな。商売をしているんだよ」
スー勇者「えっ!?スー戦士さんが!?」
スー戦士「はは。意外か?でも本当だよ。だから本を読んだり異国の植物について勉強するために町長にこれを頼んだのさ」
スー戦士「正直俺は昔から思ってたんだ。スーはもうちょっと暮らしを豊かにできるんじゃないか、ってね」
スー戦士「で、ここに街ができたんでこれはチャンスだ!と思ってな。いろいろなアプローチをしているんだ」
勇者「ああ、だから大倉庫にもあんなにスーの特産品が……」
スー戦士「見たのか?ああ。あれも俺の計画だよ」
スー戦士「ここの町長さんに頼んで色んなところと取り引きの契約を結んで貰ってるんだ」
勇者「……」
スー勇者「……」
スー戦士「?どうした?」
スー勇者「いえ……その」
勇者「なんでもないですよ。それで、なんですが……ちょっとこの後スーに少しお邪魔させて貰おうかな、と思ってて」
スー戦士「おお!そうなのか!是非来てもらえるかい?喜んで歓迎するよ!」
勇者「そう言っていただけると嬉しいです」
スー戦士「じゃあ村まで案内するよ。と、その前に……ちょっと俺の仕事が終わるまで待っていてもらえるかな?半陽刻くらいで終わるから」
スー勇者「お仕事です?」
スー戦士「ああ。この町の店にも商品を卸しているからな。その話し合いやらさ」
勇者「でしたら、お待ちしてますね。この広場に居るんでもし終わったら声をかけてもらえれば」
スー戦士「了解だ。ちょっと待っててくれよな」
スー勇者「お仕事、頑張ってください!」
スー戦士「ありがとう!行ってくる」
スタスタ
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