勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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307: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/12/07(水) 23:46:44.95 ID:3m9Dnx6p0
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ガヤガヤ
スタスタ…
大爺「……一通り、裏の道、見せる、した」
勇者「……」
スー勇者「……」
あらくれ「……どうだったよ」
勇者「えっと……なんていうか」
あらくれ「あんまり、褒められたもんじゃねえだろ?」
あらくれ「表通りの、他の国の客がうろついてねえ所は、まあ……ジメジメしたもんさ」
勇者「……はい……」
大爺【“……町長は、この町造りが進むごとに変になっていった”】
勇者「え?あ、えっと、スーの言葉かな」
スー勇者「はい……私、訳すです」
【“私は一年前、ここに街を作りたくてスーの村を出て1人ここに居を構えていた”】
【“ある日船で仲間と一緒にやって来た町長に会い、街づくりの助けを願い、町長としてこの街を任せた”】
【“最初は普通の街づくりだった。だが町長は変わっていった”】
【“住民を優先させるために住民票を発行し、それをさきほどの様な店で利用させたり”】
【“あらゆる犯罪者を優先して受け入れたり、街の金で骨董品を買ったり”】
勇者「……」
【“おかげで、表向きは華やか、裏は灰暗い街になってしまった”】
【“それにこの頃、エジンベアの大臣とよからぬ取り引きをしている気がある”】
勇者「……?よからぬ、取り引き……?」
大爺【“……ついてきて欲しい”】
スタスタ…
勇者「……」
あらくれ「……ほら、なにぼさっとしてんだ」
勇者「……はい。行こう。スーちゃん」
スーちゃん「はい……」
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