勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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196: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/08/03(水) 23:36:30.04 ID:6P4wd5F50
勇者「ど、どうされました?」
スッ…
勇者(顔見知りの可能性もあるしスーちゃんを隠さないと……)
スー勇者(ご主人様……)
ダーマ勇者「いえ」
ダーマ勇者「……魔物の気配がするのです。貴方達の方から」
勇者(ダイレクトに詰んだよ)だうー
ダーマ勇者「私の家系は代々ダーマに深く繋がっていて、私も魔族の気配に敏感な特異体質を持って生まれました」
ダーマ勇者「その私の血が騒いでいるんです。魔物の気配に」
勇者「それは、えっと」
ジャキン
勇者「!?」
ダーマ勇者「私も手荒な真似はしたくありません。もし貴方が魔物の手先ならば優しく浄化するように手助けします」
勇者(それってどの道滅ぼすんですよね)
ダーマ勇者「なぜ、魔族の気配がするか……教えてくれますか?」
勇者(ど、どうする!?逃げるにも袋小路に迷い込んだらそれこそアウトだ)
勇者(僕が魔族だって事を悟らせない何か上手い言い訳は……!)
もぞっ
スラお「こんにちは!」
ダーマ勇者「えっ」
勇者「!!!」
スラお「こんにちは!おねーさん!」
ダーマ勇者「えっ?えっ」
勇者(ナイスだスラおおおおおおおおおおおおお)
ザッ
勇者「こ、この子は違うんです!!見逃してやってください!」
スー勇者「くださいっ!」
スラお「んー?」
スー勇者「お話、あわせてくださいスラさんっ!」ヒソヒソ
ダーマ勇者「えっ、スライム……喋って、えぇっ?」
勇者「こ、この子は、ええと、その……亡き父が僕らが子供の頃に拾ってきた孤児のスライムで!」
スラお「そうだそうだ」
勇者「僕らは子供の頃から兄弟のように、家族として接し続けてきたんです……!心が通じ合って言葉も覚えてくれた!」
スー勇者「そうですそうです」
勇者「お願いです、勇者様!こいつは……こいつは見逃してください……!!」
スラお・スー勇者「「そうですだそうですだ」」
勇者(合いの手適当すぎりゅう)
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