勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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185: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/07/30(土) 22:01:37.61 ID:og3+Jf/s0
「大丈夫です、ここにいるですよ」
「「「!!!」」」
ポルトガ勇者「……マジ?マジかこれ」
イシス勇者「噂には聞いた事あったけど……じゃあ、さっきスー勇者ちゃんが食べたのって」
「はい。“きえさり草”です」
イシス魔法使い「初めて見るけど、こんな綺麗に消えちゃうものなのね……」
勇者「えっと、この、この辺りから声が」
サワッ
「ひぁぅっ……ん」
勇者「ンッ」
「ご、ご主人様……だ、だめです、こんな……」
勇者「アッ、エッ……すみませんでした。すみませんでした……土下座はこっちの方向で合ってる?」
イシス勇者「もっと命乞いするみたいにしなきゃだよね」
勇者「ハイ」
「きえさり草は、私の村の近くでたくさんとれるです……ただ、食べると頭痛がするので、おすすめはできないです」
ポルトガ勇者「いやいや、んなもん何のそのだって。食えばいいのか?」
「はい。噛んで噛んで、そのお汁を飲めば3瞬くらいで、消えるです」
「草の新鮮さにもよるですが、私のカバンの中のきえさり草は、半々刻くらい姿を消せるです」
イシス僧侶「それで全然十分よ!スー勇者ちゃんやりおりますな!」
「私のカバンに、あと10枚くらい入ってると思うです。みなさんどうぞ食べてくださいです」
イシス魔法使い「善は急げね!……それじゃちょっとカバン失礼するわね」
イシス戦士「これは衣服も消えるのか?」
「はい。身に着けてるものは生き物でないかぎり、消えるです」
「ぼくもたべたよ!」
勇者「スラおもいつの間に……よし、それじゃ食べようか皆!」
ぱくり
……フッ……
……。
……。
……。
「「「まずぅっ……」」」
「好き嫌いは、めっ、です」
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