勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
↓ 1- 覧 板 20
130: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/07/13(水) 23:40:44.89 ID:Wjeo41nZ0
イシス勇者「……勇者くん……っ」
ホビット「……スー勇者ちゃんは、なぜかは教えてくれないが勇者を治癒させる事ができる……その力を利用させて貰っているんだ」
ホビット「勇者は今までも相当鍛錬をしてきたらしいけれど、本当に“死ぬまで”やった事は無かった」
ホビット「だから、ああやって本当の危険を体に覚えこませる」
ホビット「“死”を体に何度も覚えさせる……それが、必要だ」
ポルトガ勇者「でもよっ……!!!!……さすがにあれはやりすぎじゃっ」
ホビット「わしら、ルビス様の加護のある人間がいつもやってる方法だよ」
ポルトガ勇者「……」
ホビット「わしらは、魔族相手に挑んで殺されても……体の一部分があれば蘇生できる」
ホビット「だからこそ、魔族に何度でも牙を向ける事ができる」
ゲーム
ホビット「……まるで。“遊戯”みたいに、ね」
ホビット「それを否定できるかい?」
ポルトガ勇者「……」
イシス勇者「……」
ホビット「…………さあ、帰ろう」
ホビット「あの子も君達に、こんな所を見られたくない筈だよ」
…………―――――――
ザッザッザッ
イシス勇者「……」
ポルトガ勇者「……」
ホビット「……」
ポルトガ勇者「……ホビットさん」
ホビット「ん?」
ポルトガ勇者「ホビットさんは……あいつがなんなのか知ってるんすか」
ホビット「……」
ポルトガ勇者「……」
ホビット「……少しなら知ってるが、言えない。……ごめんよ」
ポルトガ勇者「……そうすか」
ザッザッザッ
ホビット「……ただ……いい子だ。あの子は」
ホビット「二人共。あの子が例え何であれ……仲良くしてやってくれ」
イシス勇者「……――勿論です」
ポルトガ勇者「あたぼうっすよ」
ホビット「……ん」
ホビット「あの子は、いい友人を持ったね」
…………
……
…
・
553Res/459.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20