勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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127: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/07/13(水) 23:35:34.53 ID:Wjeo41nZ0
クルッ
スタスタ…
ホビット「……勇者は、ルビス様の加護がない」
ホビット「つまり、さっきの説が本当と仮定するならば、怨念を力にする術がない」
イシス勇者「……」
イシス勇者「……」
イシス勇者「……あ」
――――――――――――――
イシス勇者『(今日一日、勇者君の動きを見てたけど…………)』
イシス勇者『(あれは、なんて言えばいいんだろう)』
イシス勇者『(なんらかの……妙な違和感を感じる)』
イシス勇者『(なんて言うのか…………)』
イシス勇者『…………』
イシス勇者『……“まるで最初から強くなる事を許されていない”様な……』
――――――――――――――
ホビット「合点がいかないかい?」
ホビット「あの子が、皆に劣るのは……あの子が弱いからじゃない」
ホビット「あの子は人間だ」
ホビット「あれが、人間本来の姿なんだ」
イシス勇者「……」
ポルトガ勇者「……」
ホビット「……そう、思うのさ」
ホビット「ただ、それで納得していては。あの子は進めない」
ホビット「だったらあの子の気が済むまで、人間本来の限界を目指さなければならない」
ホビット「だからあの子は頑張らなければならないんだ」
ポルトガ勇者「……頑張るって……」
イシス勇者「どうすれば、人間本来の、限界なんて……」
ホビット「……本当なら、相当時間がかかる話だろうね」
ホビット「わしらルビスの加護持ちの人間と同じような無茶をさせれば、あの子は容易く死ぬ」
ホビット「だが……スー勇者ちゃんが居る」
イシス勇者「え?」
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