勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
↓ 1- 覧 板 20
107: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/07/11(月) 00:13:58.57 ID:DQu2DY2J0
ポルトガ勇者「バカヤロウお前」
ぴし
勇者「あいた」
ポルトガ勇者「お前はそれでいいかもしんねえが、お前のツレの女達の事も少しは考えてやれや」
勇者「っ」
ポルトガ勇者「……あの後も何回か会ったが、驚くほどに覇気が無くなってやがったぞ」
ポルトガ勇者「体は大切にしてろよ、ホント」
勇者「……ん」
ポルトガ勇者「お前が魔物でもなんでも、死んだら悲しむ奴は居るんだぜ」
ポルトガ勇者「無茶は美学でもなんでもねえぞ」
勇者「……」
ポルトガ勇者「ま、言ってもするんだろうけどな」
勇者「…………やりすぎないようには、するから」
ポルトガ勇者「……ああ」
ザパ
ポルトガ勇者「ところでお前」
勇者「ん?」
ポルトガ勇者「あの女達の中で、どいつがお前の女なんだ?」
勇者「えっ」
ポルトガ勇者「まさかとは思うが全員とかじゃねえだろうなお前」
勇者「えっ、えぇっ!?いやいや、違うって」
勇者「女って……みんなただの幼馴染だよ」
ポルトガ勇者「え?マジで?」
勇者「マジもオオマジ。そんな関係じゃないって」
ポルトガ勇者「えーそうなのか……いや、やけに仲良さそうだったしお前の事気にかけてる奴多かったからつい」
ポルトガ勇者「それにお前に初めて会って嘘ふっかけた時お前もやたらキレてたからさ」
勇者「いやいや。みんな昔から一緒だからさ。勿論皆大切だけど、あいつらは僕の事なんて出来の悪い弟くらいにしか思って無いよ」
勇者「年下の……女勇者にも……遊び人にも……多分……そう、思われてる……弟って……」
ポルトガ勇者「自分で言ってて落ち込んでんじゃねえよ」
勇者「そ、そーいうポルトガ勇者はどうなのさ!」
勇者「好きな人とか彼女とかいちゃうんじゃないの――!?」
ポルトガ勇者「居るけど」
勇者「アッ、すいません」
ポルトガ勇者「結婚の約束もしてるけど」
勇者「調子乗ってすみませんでした」
553Res/459.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20