八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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254: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/02/14(火) 01:31:51.76 ID:VNrjHIkh0



八幡「プロデューサーの休日」













とある日のとある朝。


いつものように目覚まし時計に起きる時間を告げられ、いつものように眠い目を擦り起き上がる。
日に日に段々と、この音が不快になっていくのが自分でも分かる。冬とか特に。布団の魔力ったらよ。

これはあれだなー、録音式の目覚まし時計とかを買って、好きな曲でも流そうか。そうすりゃ少しは気分の良い朝を迎えられるかもしれん。

そんな風にぼんやりと考え事をしながら、顔を洗い、歯を磨き、着替えを済ませる。リビングからはかすかに朝食の良い匂いが漂ってきていた。

しかし学生の頃ですらあんなに朝はキツいと思っていたのに、仕事を始めたら更にキツく感じるようになったな。世の社畜ちゃんたちへ本当に労いの言葉を送りたい。そして俺も送られたい。

だがまぁ、自分の境遇に関して言えば、俺が好きでやってる事だしな。
自業自得、って言うとあれだな。何か悪い意味に聞こえる。因果応報……身から出た錆? どんどん遠ざかってんな。



八幡「ん?」



ふと、朝食にありつこうとリビングを横切った時、テレビ画面が目に入る。

映っているのは毎朝やっている星座占い。この手の朝の情報番組じゃ定番とも言える。俺も昔は毎朝かかさず見ては一喜一憂したもんだ。いつからか憂しかない現実に嫌になって見なくなったが。





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