叔母「今日からココに住んで」男「ラブホテルで?」
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167:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:47:20.82 ID:m7QS7m8KO
〜〜
女「……」ザッザッ…
女(ふぅー、目についたから気まぐれに掃除してみたものの)キョロ
168:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:48:13.29 ID:m7QS7m8KO
女姉「もう少し静かに活動できないかしら…人払いできるタイミングも限られてるのよ、私でも」
男「うぐ…すみません、どうにも彼女相手だと口が止まらないようで…」
女姉「相性が良いのか悪いのか、とんとわかりづらいわね貴方達」
169:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:49:15.33 ID:m7QS7m8KO
女姉(…そう、私は厳しい姉として居ればいいだけ)
〜〜
「女姉先生。おはようございます」
170:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:49:50.73 ID:m7QS7m8KO
女姉「? そう、ならいいわ。では早速始めましょう。今日は私の方から君へのお返しする件について──」
男「……そのことなんですが」
男「『あの件の願い』は撤回したいと思って、ここに来ました」
171:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:50:47.63 ID:m7QS7m8KO
男「どうといわれましても…」
女姉「勝手なことを言ってるのはわかってる。けど、君はそれだけの仕事をこなした、だったら見返りある報酬を受け取るべき」
男「仕事、なんですか?」
172:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:51:31.44 ID:m7QS7m8KO
〜〜
女姉(もっと近くに居て、褒めてあげて下さい。なんて、元より求められてなかったらどうするのよ)
女姉「……、ハァ…もう腹をくくろう」がらり
173:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:52:15.13 ID:m7QS7m8KO
女姉(でも…)
女姉「──でも、今回の中間テストは良かった」
女「えっ?」
174:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:53:03.62 ID:m7QS7m8KO
女姉(フゥー、慣れないことするもんじゃないわ。顔、熱い)パタパタ
女姉(これでよかったのか教えてほしいものだわ。はっ、教師が聞いて呆れる。心の折り合いをご教授願うなんて完璧主義者にもほど遠い、)チラ
男「……えっと〜」ポリポリ
175:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:54:06.24 ID:m7QS7m8KO
女姉「ねえ、質問があるのだけれど。いいかしら」
男「…どうぞ?」コク
女姉「じゃあ遠慮なく。君、まったく大人を信用してないでしょう?」
176:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:55:40.62 ID:m7QS7m8KO
女姉「そっちのほうが問題だわ。子供らしくない、まるで大人以上に未来に道がないと言わんばかりじゃない」
男「だって、あーしてくれこーしてくれと嘆いたってしょうがないじゃないですか」
男「大人だって暇じゃない、例え先生でも生徒一人一人の都合に合わせられるわけじゃないし」
177:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:56:38.58 ID:m7QS7m8KO
女姉「決めた。妹を褒めるという願いの件、やっぱ無しよ。君への報酬にはならないわ」
男「はいっ!? でもこれ以上俺が女姉先生に叶えて欲しいのなんてっ」
女姉「どんなことだって良い。私という人間が出来ること、なんだってするわ」
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