叔母「今日からココに住んで」男「ラブホテルで?」
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164:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:44:54.35 ID:m7QS7m8KO
女姉(彼には妹の面倒を直で見てもらう。担任じゃない私では介入に限界がある、だから同士を見繕う必要性があった)
女姉「でも、よくこんな願いすぐさま承諾してくれたわね…」ハァ
女姉(──彼の謝罪と真実の露見、この件のお返しに私が手助けするとは言ったけど…彼にも無理に近いことは理解してるはず)
165:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:45:22.18 ID:m7QS7m8KO
〜〜
「女姉せんせーおはようございまーす」
女姉「あら。どうしたのかしら、今日は一段と良い挨拶ね」
166:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:45:54.83 ID:m7QS7m8KO
『ええっ!? な、なりゆきですっ! 誤解ですってば!』
女姉「君、嘘が露骨に声に出るわね。電話越しでも動揺顔が手に取るようにわかるわよ」
『…はあ、まさかの予想外。でも、作戦は上手くいったみたいで安心しました』
167:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:47:20.82 ID:m7QS7m8KO
〜〜
女「……」ザッザッ…
女(ふぅー、目についたから気まぐれに掃除してみたものの)キョロ
168:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:48:13.29 ID:m7QS7m8KO
女姉「もう少し静かに活動できないかしら…人払いできるタイミングも限られてるのよ、私でも」
男「うぐ…すみません、どうにも彼女相手だと口が止まらないようで…」
女姉「相性が良いのか悪いのか、とんとわかりづらいわね貴方達」
169:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:49:15.33 ID:m7QS7m8KO
女姉(…そう、私は厳しい姉として居ればいいだけ)
〜〜
「女姉先生。おはようございます」
170:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:49:50.73 ID:m7QS7m8KO
女姉「? そう、ならいいわ。では早速始めましょう。今日は私の方から君へのお返しする件について──」
男「……そのことなんですが」
男「『あの件の願い』は撤回したいと思って、ここに来ました」
171:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:50:47.63 ID:m7QS7m8KO
男「どうといわれましても…」
女姉「勝手なことを言ってるのはわかってる。けど、君はそれだけの仕事をこなした、だったら見返りある報酬を受け取るべき」
男「仕事、なんですか?」
172:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:51:31.44 ID:m7QS7m8KO
〜〜
女姉(もっと近くに居て、褒めてあげて下さい。なんて、元より求められてなかったらどうするのよ)
女姉「……、ハァ…もう腹をくくろう」がらり
173:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:52:15.13 ID:m7QS7m8KO
女姉(でも…)
女姉「──でも、今回の中間テストは良かった」
女「えっ?」
174:名無しNIPPER
2016/10/25(火) 17:53:03.62 ID:m7QS7m8KO
女姉(フゥー、慣れないことするもんじゃないわ。顔、熱い)パタパタ
女姉(これでよかったのか教えてほしいものだわ。はっ、教師が聞いて呆れる。心の折り合いをご教授願うなんて完璧主義者にもほど遠い、)チラ
男「……えっと〜」ポリポリ
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