電「鎮守府に海賊さんが着任したのです……」
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142:名無しNIPPER[saga]
2017/01/20(金) 01:19:00.69 ID:iT3XhyuL0
暁(えっと、作戦を、作戦をもう一度思い出して……)



「鎮守府付近を偵察するイ級やハ級、ロ級は錬度の低い艦ばかりなのです」

「にもかかわらず、倒しても倒してもわいてくるのです」

「このイ級達は何処から来ているのでしょうか」

「南の方にいる主力艦隊から派遣されてるにしては再配置が早いし、何より遠すぎるのです」

「という事は、この近海にイ級達がご飯を食べる場所……隠れ潜む場所があるのではないかと予想されるのです」

「それを発見して、奪い取るのが今回の作戦なのです」

「作戦の詳細について、船長のお言葉を借りると……」コホン


「いいかい、ここに配置されてるイ級達は大半がひよっこだ」

「多分、新兵に度胸付けさせる為に単独偵察なんてやらせてるんだろうね」

「その手のひよっこの中には、どうしても意志が弱い奴が出てくるんだよ」

「仲間のふりして思いっきりビビらせてやれば、気の弱いヤツは眼をそらすはずさ」

「一度眼をそらしたヤツは、もう前を向けない」

「多少の違和感なんて見過ごしちまう」

「そこに付け入る隙が出来るってわけさ」



暁「……本当に、大丈夫なのかしら」


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