野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
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55: ◆aMcAOX32KD1b[saga]
2016/06/19(日) 23:33:57.07 ID:DLLjxubW0
「オラ、野原しんのすけ15歳。ところでお姉さんって『長点』でしょう?」

白衣の女がわずかに驚いたようなそぶりを見せる。

「どうしてそう思ったの」

しんのすけは自身の改造制服のエリについた校章を人差し指でトントンと叩きながら言った。

「オラも長点上機なんだゾ。そしてお姉さんの胸元のリボンはウチの女子制服だ、白衣の下はブレザーだったりするんじゃない?」

「ええ、その通りよ。よくわかったわね」

制服を見せる為か、女は白衣を脱ぎ、それを鞄の乗った机の上、鞄の横にたたんで置いた。

「まだ名乗ってなかったわね、布束砥信よ」

「オーケー、布束先輩だね」

「それにしても……」

「何?」

しんのすけが着ている服を見て、布束には思うところがあるようだ。

「unbelievableよくそこまで改造したわね。言われなければ長点上機の制服だとわからないわ」

今まで黙っていた御坂が、ついに耐えきれなくなり叫んだ。

「だあぁぁぁーーーもうっ!!アンタらが同じ高校だとかどうでもいいわよ!!」

「と、ゴメンね。噂の元ネタだっけ。でもオラから聞くより、関係者だけあって布束先輩からの方が詳しく聞けるんじゃない?」

キッと御坂が布束をにらむが……

「but私には全てを話す気は無いわよ?」

彼女には効果が無かった。


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