野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
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◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2019/03/27(水) 00:50:22.00 ID:u6aAKjZY0
「クローンのお嬢ちゃん達なら今日は来ないゾ?」
その場所に先に来ていた、白い少年に話しかける。
「あン?オマエは……」
「よ、久しぶり。一週間くらい?」
「オリジナルと一緒にいた奴か、確か人形どもがオマエも超能力者だって言ってたなァ」
トルネードコール
「第八位『法則無視』だゾ」
「ハン、それで?人形どもが来ねェってのはどォ言うこった」
しんのすけは先程送られてきた写真を一方通行に見せる。
「ハッ、随分とまァ愉快な事になってンじゃねェかよ」
「この実験を止めたい人達は結構多く居てね、そのうちの一人がお嬢ちゃんをさらったみたいだゾ?」
「ふーん?」
しんのすけの言葉に引っかかるモノが在ったのか、一方通行の雰囲気が剣呑なものに変わる。
「それでお兄さん今夜お暇でしょ?ちょっとオラと遊ばない?」
しんのすけとしては説得の為に先ずはコミュニケーションをと思ってのことだったが、一方通行はそうは受け取らなかった。
「ハン、いいぜ遊んでやるよ。ドイツもコイツも人形ごときを助けるためにご苦労様なこった」
「お嬢ちゃん達?」
「オマエも、『この実験を止めたい奴ら』の一人なんだろォが」
「まあ、そうなんだけどさ」
「こンなまどろっこしィ事しなくても遊んでやるよ。第八位が第一位に下克上なンざありえねェって教えてやるよォ」
ここにきて、しんのすけは両者の間にある『遊び』に対する認識の乖離に気がついた。
ある意味では予定通りだが、こうなってしまっては説得は不可能だろう。
「じゃ、先手はもらうゾ」
しんのすけが駆け出し、跳ぶ。
「技之八、柔軟弾丸」
極限まで真球状に丸められたしんのすけの身体という、特異な砲弾が回転しながら一方通行へと迫る。
そして両者がぶつかるか否か、その刹那。
真っ先に反射膜に触れたしんのすけの左臀部が一方通行の能力により反射された瞬間、彼は更に腰をひねる。
それにより左臀部が返ってくる以上の力で、右臀部が左臀部を押し返す。
右臀部に押された左臀部は一方通行の身体にぶつかり、彼を弾き飛ばす。
「ガッ!?」
ボーが実演してみせた方法。
なんてことはない、スーパーボールが机の上に落ちる瞬間、上から金槌で叩き潰したのだ。
一方通行の『反射』の能力である以上、演算が必要になる。
つまり僅かなタイムラグは常に存在し、『反射したものがさらに跳ね返ってきた』場合はソレをさらに反射は出来ないのだ。
「先に一つだけ言っておくよ、一方通行」
いまだ何が起きたかわからずに目を白黒させ地面に倒れている白い少年に、しんのすけは言う。
「オラはお前を倒しに来たんじゃない、助けに来たんだ」
ささやくようなその言葉が、少年に届くことは無かった。
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