野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
1- 20
295:>>1 ◆aMcAOX32KD1b[saga]
2018/05/07(月) 23:51:25.45 ID:a8bWNJuL0
「スフィンクスにノミがいるみたいなんだよ。とうまのベッドも大変な事になっているかも」

「うわ、なんか体中がかゆくなってきた。それで、ソノ葉をスフィンクスに食べさせれば良いのか?」

抱えた三毛の子猫をこちらに見せながら答えたインデックスの言葉に、背中を掻きながら上条は訊く。

「いえ、これはセージの葉ですから。火をつけて煙を……」

そう言いながらチャッカマンを取り出したヨハネを止める。

「あー、止めとけ。警報がなっちゃうから」

「警報?」

上条が何を言ったのか解らないという様子のインデックスに、ヨハネが説明する。
       アガシオン
「つまり、例の使い魔に襲われる事になるということですよ、禁書目録」

「え!?ソレは嫌かも。でもじゃあどうしたらいいかな?」

と、ここで今まで会話に参加していなかった少女が口を挟んだ。

「ようは、猫に危害を加えず体の表面からノミを落とせば良いのですか。と、ミサカは確認します」

そう言った少女が片手を子猫に向けると、パラパラとノミがその体から落ちていった。

「特定周波数の電磁波です。このタイプの虫除け機械は学園都市で市販されているので安全面も支障ないでしょう」

そう言いながら少女は屈みこみ足元に缶を置いていく。
やがて自身が抱えていた缶が全て無くなると、立ち上がった。

「それでは、用が済みましたら。と、ミサカは別れの言葉をいいます」

立ち去っていく彼女の後姿を見つめながら双子は言った。

「とうまとうまっ、あれこそパーフェクトクールビューティなんだと思う。ね?ヨハネ」

「はい禁書目録、私とキャラが丸被りですね。なお、若干姫神秋沙にも同じことが言えると思われます」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
435Res/213.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice