野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
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273:>>1 ◆aMcAOX32KD1b[saga]
2018/03/05(月) 01:40:37.34 ID:Ng/syFtP0

「厄介事、か……」

上条はしんのすけが近い内にするかもしれないと言う『頼みごと』に空を仰ぎため息をつく。
一方の御坂も、しんのすけが向けた視線の意味を計りかねていた。

(私に気づいてアイツとの会話を打ち切った?)

不自然なしんのすけの態度に違和感を覚えながらも、御坂は上条に声をかける。

「ねえ、ジュース買わないんならどいてくれない?」

「と、悪いな御坂」

上条が数歩横にずれると、御坂はいつものように掛け声と共に自販機に回し蹴りを叩き込む。

「ちぇいさーっ!!」

しかしいつもと違い、自販機がジュースを吐き出すことは無かった。

「……ついさっきしんのすけが直してたからなあ。普通に買うぶんには問題ない思うぞ」

「こいつには去年万札呑まれてるのよ。いいわ、それならこうするだけよ」

御坂が自販機に触れながら放電する。
すると確かに自販機は様々な飲料缶を吐き出したが、同時にけたたましい警報音も鳴らしだした。
            アンチスキル ジャッジメント    スキルアウト
「おおい!?どうすんだよ!?警備員や風紀委員、最近じゃ自警団まででてくるんだぞ!?」

「言いながら逃げないでよ、あとジュースの缶運ぶの手伝いなさいよ」



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