アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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137:名無しNIPPER
2016/06/05(日) 21:45:33.95 ID:lhVh0pJy0
だが、いつもはお気楽でお茶目な更識も戦闘ではそうもいかない。
直ぐに体勢を整えて、ブレードの一撃を槍で弾く。
激流ともいえる水によって、ブレードが吹き飛ばされそうになるが何とか耐えた。

楯無「残念、確かにいい攻撃だったけど!」

再度接近を試みるが、四門のガトリングの牽制を掻い潜りながら接近する技量はない。
目論見通り、俺は中距離武器を捨てたまま距離を取らされることになった。
アサルトライフルを拾いにいこうも、背中は見せられない。一瞬と言えど、隙だ。
武器を出そうにも、俺が集中する時間を与えてはくれないだろう。

結局は接近することになる。

最初から、俺が出せる全速で突撃する。ガトリングの弾がある程度直撃してるが気にしてられない。
更識は既に牽制をするのをやめて、迎え撃とうと槍を構えている。

アムロ「当たれ!」

前に前にと腕を伸ばす。この一撃を当てて流れを掴まなければ、再度攻撃出来るほどエネルギーは残っちゃいない。

――しかし、その攻撃が届くことは無かった。

突然の爆発によって、シールドエネルギーが一気にゼロになったのだ。
その攻撃は乱入してきた者のではなく、更識が発したもの。

楯無「惜しかったね〜、あと少しだったのに」

何はともあれ俺は負けた。
自分でも悔しい表情をしているのが分かるが、直ぐにどこか諦めの付いた表情に変わる。
生徒最強と謳われる更識に、初操縦の素人が勝てるわけが無い。
追い詰めてたと思っていたのは手加減されていたからだろう。

爆発についての疑問を抱えつつも、更識に促されてアリーナを後にした。


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