アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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103:名無しNIPPER
2016/05/24(火) 21:36:50.71 ID:EBm2xFWr0
電車の中では流石の更識も静かになった。
端から見れば俺たちのやり取りはカップルのようであるから、視線が気になったのだろう。
俺も違う意味での視線は気になっているが、そう簡単に接触出来はしなさそうだ。

楯無「次で降りるわよ」

アムロ「ン、分かったよ」

景色を見ながら、一人考えに耽っていたが更識の声で現実に引き戻された。
この世界に来てからは、老人みたいにずっと考え事ばかりしている。
良くない傾向だ。もう少しリラックスしないとこれからが辛いだろう。

電車から降りて、駅から出ればそこは都会だとハッキリ分かる街だった。
大々的にショッピングモールの告知がしてあって、人の足もそちらの方に向かっている。
あえて旧世代的な風景のコロニーにいた影響か、都市の発展に驚きを隠せない。
コロニーに比べて圧倒的に人が多いのもそれに起因する。

アムロ「へえ...思っていたよりも随分と大きい街なんだな」

楯無「ISが発展してから、ここも前よりも綺麗になったのよ」

アムロ「昔はそれほどでも無かったのか?」

楯無「全然。昔も今もここは大都市よ。最新か旧式か、それだけ」

アムロ「成る程な。あまり大都市というのとは関わりが無くてな」

楯無「あらあら。じゃあ今日は今までの分まで堪能しなさいな」

アムロ「そこまではしゃぐことじゃないさ」


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