モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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◆6J9WcYpFe2
[sage saga]
2018/03/21(水) 13:38:38.23 ID:oZ5EiIs10
(しまった、sage忘れてた・・・・・・ごめんなさいっ)
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ユウキ達が憤怒の街の森に入って少しした後。
憤怒の街の検問所にて―――
「どういうことだ!? 既に入って行ったGDF隊員がいるだと!?」
検問所の前に止まる輸送ヘリ。そして怒号。
輸送機に乗っていたGDF隊員が、検問所のGDF隊員に対して怒鳴りつけているのだ。
「だ、だから我々は、応援が来るとしか聞かされていなくて・・・・・・っ!」
「だからと言って、こんな危険なところに確認もせずに入れる馬鹿がいるか!!
無認可の奴を入れたんだぞ、お前らは!!」
「基地司令にも確認取って間違いないって聞いたから入れたんです!!」
「………くそっ!!」
先に入って行ったGDF隊員がいるという事実。
何故入れてしまったのか、あるいは何故入れてしまったのか。何故、入ろうと思ったのか。
いずれにしても、我々と勘違いして入れてしまったGDFの隊員がいる。
その事実があって、なおこの対応。
彼は苛立ち、検問所の壁を思いっきり蹴る。
壁はガンッ!と音をたて、その周りにいた兵士たちが委縮した。
「―――それで、許可は?」
「い、いえっ!それがっ! うまく通信がつながらず――――」
「ふざけるなっ!!」
基地司令と連絡が取れないという事実が、さらにその男の苛立たせた。
これはこいつらの職務怠慢だ。
こいつらの怠慢で、GDFの仲間の命が危ぶまれている。
「このことは上にしっかりと報告するからな!
あと、憤怒の街には入らせていただく!!」
そういって男は、検問所の兵士の静止の声も聞かず、ヘリに乗り込んだ。
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