モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
↓
1-
覧
板
20
385
:
◆6J9WcYpFe2
[sage saga]
2017/05/03(水) 01:55:51.71 ID:RKjkGrA70
『我にもわからん。 だが興味は沸いた。
なので、今からそれを見に行こうと思うが―――』
そう言いかけた彼だが、傍らで座っていた女性が銃を向ける。
『勝手な行動は許さないわよ、カースドウェポン。
我々が輸送任務中だってこと、忘れてないわよね?』
カースドウェポンと呼ばれた彼は、核に銃口を当てられながらも、不敵に笑う。
『忘れてはいないとも。
だが、興味をそそられるのだから、仕方あるまい?
それに―――』
『それに?』
『この輸送機の中で、我々が戦ったらどうなる?
確かに主無しの我には、お前は倒せん。
だが、抵抗するぐらいならばできるぞ?
そうしているうちに、この輸送機はどうなる?』
『・・・・・・っ!!』
そう指摘され、銃口を下す女性。
『いいでしょう。
ですが私は不本意ながらも、あなたの輸送を任された者。
その私を連れていくことで、今回は手を打ちましょう。』
『許す。 我の伴をせよ。』
女性は不本意ながらも、その気持ちをぐっと抑えて命令する。
『パラシュートの準備を―――』
『その必要はない』
そういうと、黒い男は話していた女性の膝の裏を、左腕でひょいと持ち上げ、右腕で女性の背中を支える。
『!!?』
これはまさしく、お姫様抱っこの姿であった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
558Res/632.57 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462540088/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice