モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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159: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2016/05/27(金) 12:20:08.71 ID:7a7NVyyR0
「ちょ、ちょっと! 無視しないでよ!」

と、怒鳴る声がして、その声のほうを見ます。

そこには先ほど私達が乗っている車を見て逃げだした、眼鏡をかけた黒髪の女性の方がいました。

「というか、これきついんだけど! 外してくれないかな!?」

その女性は車の座席に、手足を縛られた状態で座っていました。

「ダメに決まってるだろ☆ 怪しすぎるっての☆」

「じゃあ、せめて緩めるぐらいしてよ!」

「それはこちらの質問に答えてからだぞっ☆
っと、それで、えーっと………色々聞きたいこともあるんだが、まずは一つ目っと♪
あんた、何者よ?」

「いや、そいつは逃げ遅れたり、迷い込んだりした一般人なんじゃないか?」

と、はぁとさんに殴られたところを抑えつつ、ポストマンさんが立ち上がります。

「それはないんじゃないかな♪
もう事件解決してから時間たってるのに逃げ遅れたんだったら、今頃生きてないだろ☆
服もそこまでボロボロじゃないし、顔だちとかもしっかりしてるから、その線はまずありえないと思うぞ☆
そして、迷い込んだにしても、GDFの警戒網は結構厳重に張られているから、迷い込む前にGDFに止められるだろうしな☆
となれば、その警戒網の隙をついて忍び込める奴ってことになるぞ☆
つまるところ、ラブリーチカもこいつも、ただ者じゃないってこと♪」

はぁとさんはそこで一息。そして、眼鏡をかけた黒い髪の女の人に問いかけました。

「ラブリーチカは空を飛んでやってきたってことは、さっき証明してもらった。
なるほど、GDFも空には警戒網を張れていない。 そんなの想定してもなかっただろうしな☆
だが、あんたは空を飛べるような人とも思えない。
それでも、GDFの警戒網を潜り抜けてきたあんたは一体何者よ?」


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