ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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496: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2016/12/20(火) 23:38:57.31 ID:vgwpYOPq0

まず日本少年の目・・・養豚場のブタでも見るかのように冷たい目だった、残酷な目だった。
「かわいそうだけどあしたの朝にはお肉屋さんの店先にならぶ運命なんだね」とでも言いそうな。

そしてその背後、数え切れないほどのコンクリート片が渦巻いていた。

これらは皆、草薙剣簪で薙ぎ払われた建物の破片である。

元が少年の目をじっと見ていると、そのコンクリートが元めがけて飛んできた。

ビュンビュンビュンビュンビュンッ
ガシャーンガシャーンパリーン

元は間一髪で避けたが、高麗にはいくつか直撃した。

高麗「死ぬっ」グフッ

これは元少年が日本少年の冷淡な目に対して「むしろご褒美だ」と深層心理で思ってしまったためである。

13歳の元少年は思春期真っ只中であり、そういった思考を完全に封印することは不可能である。

また、そんな些細な思惑が反映してしまうほど、日本少年の呪いは強化されていたのだ。

一方の日本少年は破廉恥なことを一切考えない、純粋な殺戮マシーンと化していた。

日本少年とデート、隙あらばレイプするつもりだった大元ウルスは、
思いを遂げられない悔しさや殺される恐怖を超えて、哀しくさえあった。
ところでモンゴル帝国他はというと、二通りの意味で驚愕していたのだが・・・。

心底恐ろしく思いつつ、元は日本を長兄に紹介した。

元「あの子です、可愛いでしょう?」

モンゴル「・・・あ、いや・・・」

モンゴル「弟者よ、俺はお前を驚かせてしまうかもしれない」

元「はぁ」
 


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