ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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405: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2016/11/04(金) 00:04:26.51 ID:fJvYxCYS0

日本「わたし、この世界で生きなくちゃいけないんだわ」

琉球「今さら気づいたのか、やまとぅんちゅめ!」

日本「でも怖いよぉ・・・わたしみたいなのが、一人でやっていけるわけないわ」

琉球「やる前から逃げるな!逃げる奴なんか、俺は助けないぞ!」

日本「頑張って駄目だったら、あなた助けてくれるの?」

琉球「仕方ないから助けてやるよ」

日本「ほんと・・・?頑張るわ、わたし・・・」

日本「わたし、本当は全部知ってたのよ」
   
日本「知ってたのに、考えないようにしてたんだ」

日本「でももうやめる!わたしと一緒に来てちょうだい!」

彼女はそう叫ぶと、思い切り勢いをつけて起き上がったの。
お腹の穴は跡形もなく消えていた。

彼女がこちらへ向かってきたから、あたしは急いで扉から離れた。

ガチャン・・・ギギイ・・・

鎖で覆われた扉と鉄格子を開けて、彼女は出て来た。

さっきは余裕がなかったから気がつかなかったのだけど、
彼女は小柄で色白、紅い唇、黒くて艶やかな髪が腰の辺りまで伸びている、
今までの言動の似つかわしくない、可憐な女性だったのだ。

日本「あの、アメリカさん・・・」

アメリカ「何?」



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