垣根「何処だここ?」漣「初めまして、ご主人様!」
↓ 1- 覧 板 20
481: ◆iPIF0O2lVIn3[saga]
2018/06/23(土) 01:56:33.09 ID:3PSxGojH0
垣根「人間ってのは自分のテリトリーでベラベラ喋るわりに、他人のテリトリーに入ると寡黙になりがちだからな」
垣根「三下程、言いたくない事を口にしないように必死になる」
漣「はぁ…」
垣根「だからって口をずっと閉じていられる訳もないし、かと言って赤の他人とつきっきりというのも流石に疲れてくる」
垣根「だから用を足してる時なんかについ口を滑らせたり、身内だけの時にポロリと本音を打ち明けたがる」
垣根「俺はそれを聞いて、脅迫に必要な有力カードを揃えていく」
垣根「あとは簡単に脅迫すればいいだけだ」
漣「はぁ…というかそれわたしに喋ってもよかったんですか?」
垣根「お前は利口な方だと思ってるし、他の連中よりは信頼が出来るからな」
漣「……!! そ、そうですか…//」
垣根「何こんな言葉で照れてんだお前、キモ」
漣「嬉しがってる乙女のハートを即座に壊す辺り垣根さんらしいわー」
垣根「馬鹿か、こんな変態だらけの場所で最初からまともなのお前くらいだろ」
垣根「むしろガキばっかのここで誰を信頼すりゃいいんだ」
漣「そりゃそうですけど…」
漣「……ハァ」
漣(結構信頼されてるの嬉しいんだけどなー…)
垣根「ほらさっさと行くぞ」
漣「あ、ハイ」
朧「……」
600Res/326.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20