垣根「何処だここ?」漣「初めまして、ご主人様!」
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300: ◆iPIF0O2lVIn3[saga]
2016/08/22(月) 11:51:14.18 ID:gbXt/svL0
阿武隈「て、提督が2人になった!?」
垣根2「すごいだろ?」
涼風「こいつはたまげた……」
阿武隈「人間じゃない……」
漣「(;゚д゚) 」
暁「すごい……」
曙「奇跡よ…」
村雨「さっき見せてもらったから知ってた!」
垣根「どうやら俺の能力、未元物質は俺がここから離れるごとに力を失ってしまっちまうみたいだ。だから前の出撃の際に能力が消えて海に落ちるような醜態を晒しちまった……」
垣根「そこで俺は考えた。俺がこの場にいた場合なら能力が使えるのならその効果も続くんじゃねーかって」
垣根「俺の未元物質は言うなれば『無限の再生物質』。硬くなったり柔らかくなったり、とにかく何にでも使うことが出来る。漣に最初建物を立て直した時に見せたのもその能力の1つだ」
漣「(;゚д゚) へー、そうだったんですかー」
垣根「それに、擬似的なもんだが生物だって作ることが出来る。特に俺は俺を作るのが得意なようで、こうやってもう1人の俺を作ることだってできる。触った質感ももちろんだが全て真似て俺そっくりにな」
垣根2「ま、偽物だから未元物質の出力は本体のスペックよりは下がるだろうが、この能力の前じゃどんな相手も敵うはずもない」
垣根「俺自身は鎮守府から見えない未元物質の波を流して能力を持続させ」
垣根2「俺がそれを受けて能力使っていた。というわけだ」
垣根「分かったか?」
艦娘たち「「「「「……」」」」」」
村雨「提督ってば執務室から出て行った後に部屋に入ったらいるからびっくりしちゃったんだよねー!」
垣根「俺も、約束守らなかったからボコボコにした後入渠入れたらすぐに出てきてフェアじゃないとか抜かしてゲーム勝負を挑んできたお前にびっくりだ。いい暇つぶしにはなったけどよ」
村雨「もしかして、お仕事が早いのもそれを使っていたから?」
垣根「あぁ、俺と同じ……まぁ中身まで真似ていればそりゃ俺と同等に賢いわけだしな。たくさんコピーを出して10分で終わらせていたな」
垣根2「まぁそう言っちゃ何だが、意識や人格はひとつにまとまってるから、仕事も分担して効率よく終わらせることが出来る」
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