65:名無しNIPPER[saga]
2016/06/08(水) 03:37:03.50 ID:zkSeOWuZ0
トシ「ん、なんだいアンタ、汚い子だね。 どっから入ってきたんだい?」
マホ「え、えと、その、お腹がすいてて・・・ あ、あの、マホにも、そのカップラーメン・・・一つもらえませんか?」
トシ「そりゃあできない相談だねぇ。 カップラーメンは今これ1個しかないんだよ。 あ、でも…」ゴソゴソ
マホ「?」
そのおばあさんは、何やら茶色いオハギのようなものがドッサリとのったお盆を取り出しました。
トシ「ちょうどもらい物のマンジュウがあったよ。 ちょっと多すぎて困ってたところなんだ。 これならお前さんにあげてもいいよ」
マホ「・・・???」
マホはマジマジとその茶色い物体を観察しました。
どう見てもお饅頭ではありません。
確かに形はお饅頭のようですし、色もそれっぽいのですが、どうもおかしいのです。
ピンピンとワラのような繊維がいくつかはみ出しているのが見えます。
それに・・・ なんともいえない妖しげな香りを、ほんのりと漂わせていたのです。
マホ「・・・! こ、これ・・・!!」
トシ「ん?」
マホ「うんこ! うんこじゃないですかっ!!」
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