35:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 21:46:45.45 ID:RvNmzoEO0
“ユアン「メロス! なんなんだお前の屁は…! こりゃスカンクも裸足で逃げ出すぜ?ww」”
“ユアン「おいメロス! お前クソしたらちゃんとファブリーズしとけよ! 私がトイレに入れねーじゃねーか!ww」”
“ユアン「メロス、お前なぁ… いっつもうんことか、気持ち悪いエロ話ばっかしてっから、友達が寄ってこねーんだぞ?w」”
爽「………」
『自らのクソや屁や性癖を、笑いながらけなしてくれる友人がいれば、その人生は上々である』という、古来より伝わる諺がある。
その友人は、上っ面ではなく、自分の醜くも本質的なところを認め、本当の意味で愛してくれているからである。
もし、このまま立ち上がれずにいれば、その無二の親友、ユアーンティウスがメロスの代わりに殺されるのである。
爽「あぁ、でも、もう・・・ 本当に立てねーんだよ・・・ ユアン・・・ すまない、許してくれ・・・!」
段々と目が霞んできた。
さきほど山賊たちに打ちすえられた時、頭も殴られたから、脳出血を起こしているのかもしれない。
爽(私は・・・ どうせ醜い裏切り者だ。 もう、どうとでも、勝手にするがいいさ・・・!)
メロスは、何もかもをあきらめ、四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。
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