33:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 21:15:30.34 ID:RvNmzoEO0
爽「うぐおおおぉぉ・・・・??」グギュルルルルルルルウゥ〜〜・・・・!
普通ではない痛みであった。 一体、何が起こったというのだ・・・?
爽(な、なんだこれ、食中毒…?)ウムムム・・・
爽(…さっきの弁当の中に、何か入ってたかな…?)
爽(! いや、もしかして… ユキがわざと弁当に薬を仕込んだのか…?)
爽(ユキの奴… 私とチャチャノーンの話を、こっそり聞いてたのかも…)
爽(そして、私が城に到着しては殺されてしまうと思い… 私を助けるために、下剤を仕込んだんじゃあ…)
爽(クッソ! ユキの奴… 余計なことを…!)ヨロヨロ
メロスの推測は、ほぼ当たっていた…
あの時ユキは、メロスとチャチャノーンの会話を全て盗み聞きしていたのだが… 口で引き止めても無駄と悟り、姉の命を救うため、弁当にある薬を仕込んだのだ。
仕込もうとしたのは、睡眠導入剤… しかし、生来のおっちょこちょいであるユキは、間違えて睡眠薬ではなく強力な下剤を仕込んでしまっていたのである。
爽(うぐっぐ…! し、しかし、もう野グソしてるヒマなんかねぇ・・・!)ヨタヨタ
腹をかかえて歩き続けるメロス・・・ しかし、
ブッバァッ! ブリッ ブリョリョリョリョリョリョリョリョリョオォ・・・・!!
爽「ぐはっ!」=3
メロスはついに、立ったままクソをもらし始めた。
そして、よろよろと二、三歩あるいて、ついに、がっくりと膝を折り、そのまま道端に倒れ込んでしまった。
爽(うむむむむむむむむむうぅ・・・・!!)
立ち上がることができない。
しかしそれもその筈・・・ ユキは薬の量も間違えて、規定量の10倍もの下剤を弁当に仕込んでいたのである。
爽「ごふっ! がっ、ぐあぁ・・・!!」ブリブリブリイィ・・・・
大量のクソと共に、全身から汗が噴き出し、横倒しのメロスの体を流れていく。
もはやメロスは、下半身の感覚がほとんどなかった。
芋虫のように身をよじりながら、自分の尻からひり出ていくその茶色いクソを見つめた。
爽「う、ううぅ・・・!」
臭い。
凄まじく臭い。
それに、なんというおぞましい光景であろうか…
私の体の中に、こんなにも恐ろしく醜いモノが入っていたのか。
爽「あぁ、もお・・・!」ゴロッ
メロスはあお向けになり、天を仰いだ。、
確かに私は、今までクソを愛し、クソを崇拝し、クソを信じて生きてきた。
しかしだ、あのクソの恐ろしくおぞましい姿はなんだ・・・!
これほど人に不快感を与えるモノが他にあるだろうか。
爽「はぁ、う・・・」
どうかしていた。
何が「うんこは自己犠牲のかたまり」だ。
こんな臭くて汚らしいモノを崇拝するなんて… キチガイ以外の何だというのだ。
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