149:名無しNIPPER[saga]
2016/11/20(日) 23:00:50.91 ID:mCGHpyv90
トシ「もし、その王女がお前のことを抱き、お前を妻として、一生お前と一緒にいる… と誓ったならば、お前は完全に人間になり変わることができるのさ」
トシ「ただし… もしそれができなければ、お前は24時間後にうんこに戻ってしまう…」
トシ「そして、もし仮に他の女がその王女と結婚してしまったら、お前はその翌朝には、体がバラバラに砕けて死ぬことになるのさ」
モモ「そ、そんな…」カタカタ
トシ「いいかい、超常なる魔女の力を借りたいんなら… それくらいのリスクは必ずついて回るもんなんだよ」
トシ「お前が命を賭してその王女を手に入れる・・・という覚悟がないのなら、大人しく今まで通りの安穏とした生活を送った方がいいだろうさ」
モモ「………」
モモは、病院で過ごしたゆみとの日々を思い出していました。
そして、月の下で見たゆみの美しい瞳を思い出していました。
あの瞳に見つめられ、そして見つめ返しながら、ゆみと愛を語り合う自分を想像しました。
たとえ、命をかけても… モモの選択は一つしか有り得ませんでした。
モモ「・・・分かったっす。 それでもいいっす! 私は… 人間になって、必ず24時間以内にあの人と結婚してみせるっす!!」カッ!
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