4:名無しNIPPER[saga]
2016/04/02(土) 19:34:28.87 ID:Q5Q1PHd30
<ズボッズボッズボッズボッ
<ズボッズボッズボッズボッ
<ズボッズボッズボッズボッ
浪人甲「おっ!いやがった、クソガキ!」
少年「!……」
浪人乙「へっへっへえ、雪の布団が火照った体に心地よかろう?」
浪人丙「……む?何だ手前らは」
?甲「!」
浪人甲「さては正義の味方だな?」ヘラヘラ
浪人乙「おう、おう、とっとと尻尾巻いて逃げたほうが自分のためだぞ?」
浪人丙「……男、貴様は見たところ浪人のようだが」
?甲→用心棒「……いや、俺は用心棒。こっちは相棒だ」
?乙→相棒「……」
浪人丙「そうか。とっとと消え……」
浪人甲「わかった、こいつ、このガキの叔父だな!」
浪人乙「そうだった!こいつの叔父は、家を襲ったとき留守だったから逃がしちまったんだった!……待てよ?」
浪人乙「……そういえば、追ったのはお前だったな?そして仕留めそこねた……」
浪人甲「うっ……」
浪人丙「お、おいキサマら、何を早とちりして……」
用心棒「そうだ、人違い……」
浪人甲「ええい問答無用!死ねっ!」ビュンッ
用心棒「チッ!」ゴソッ
ガキインッ!
浪人甲「――な!?」
浪人乙「――に!?」
浪人丙(あ、あいつ……刀を短銃で受け止めやがった!?)
浪人丙(それより、何であいつは短銃なんて持っていやがる?)
浪人丙(もしや、浪人のような風貌だが――幕府の役人か!?)
浪人丙(だとしたらそいつに斬りかかった俺たちは――)
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