230:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 23:41:10.05 ID:3RHbwx/h0
油商人の館
油商人の部屋
<ヒュウウウウ…
<ガシャーンッ!
油商人「ひいっ!」ビクッ
闇商人「何の音だ今のは!」チャキッ
包帯男「庭からでしたな」
青袖「何か大きなものが落ちたような……?見てきましょうか」
闇商人「よし行け!」
青袖「はっ」
スパンッ タタタタタ…
油商人「くそっ、くそっ、くそっ!」ウロウロ
油商人「いったい何なんだ、次から次へと私に不都合なことが……!」ウロウロ
闇商人「……」
包帯男「そういえば、赤袖はまだ戻らないのでしょうか?」
油商人「そ、それもそうだ!棒使いも増援に差し向けたのにいくらなんでも遅すぎる!」
包帯男「ではそちらは私が見てきましょうか」
油商人「やめろ!私を一人にするつもりか!」
闇商人「一応私もいるのですが……」
油商人「黙れ薄汚いちっぽけなヤクザ商人め!貴様などハナからアテになどしておらんわ!」
闇商人「……」
包帯男「しかし用心棒がここに乗り込んできてからでは手遅れです。私は行きます」
包帯男「油商人様は例の隠し通路で脱出なさっては?」
油商人「な……し、しかし……」
包帯男「警備兵も、減ってはいますがあちこちに残っております……何かあればそちらに」
包帯男「では私はここで」
スパンッ タタタタタ…
包帯男(……フッフッフッフ……用心棒、あの戦いは無効試合だ。今度こそ決着をつけようぞ……!)タタタタタ
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