198:名無しNIPPER[saga]
2017/05/12(金) 20:14:26.79 ID:/8aX4q490
少年「……ということなのです」
発明家「なるほどな。またあいつは危ないことに足を突っ込んでいるのか……」
発明家「しかし君も災難だね……母上と父上の冥福をお祈りするよ」
少年「……はい」
発明家「あいにく僕は彼のように強くはないし、疎遠とはいえ親族もいる……」
発明家「あまり表だって動くことはできないが、それでもよければ喜んで協力するよ」
少年「そうですか、ありがとうございます!」
少年「では本題に入らせていただきますが、用心棒さんはこれについて詳しく知りたがっているのです」ガサッ
発明家「なんだいこれは?」
少年「鍛冶屋が持っていた切り札……と思われるものに付属していた説明書です」
少年「しかしどうも南蛮渡来の品らしく、説明書きも全部、漢字とも仮名ともちがう外国の言葉なのでさっぱり……」
少年「そこで用心棒さんがあなたなら読めるだろう、と……本人たちは怪我がひどいので、僕を寄越したんです」
発明家「どれどれ……」
256Res/228.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20