112:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 17:02:07.97 ID:13WzSuNF0
…
少年(……止まった)
相棒「……」スック
少年「!」
相棒「……」シャキンッ
ドガッ! バキャッ! バキッ!
少年(あ、相棒さんが急に起き上がって、床をめったざしに……)
相棒「……」
相棒「気のせいか」モゾモゾ
相棒「……スー……スー……」
少年(……じゅ、熟睡していたのにあの微かな音を聞きつけたのか……すごい方だ)
少年(……でも床が穴だらけだ……)
少年(しかし、妙だな……ついさっきまで確かにしていた音が、今では少しもしないぞ……)
少年(……風、か……)
少年(……)
少年(……)
少年(……!)
少年(妙に寒かった室内……闇商人の床下からくり趣味……風の音……ま、まさか……)
少年(この隠れ家の床下には、外へ通じる抜け道が……!?)
…
少年(!!)
少年(きょ、鏡台の鏡ごしに見える……僕の背後で……)
少年(床板が『ずれて』……ぽっかりと穴が空いた!)
少年(……その中から……黒い……人くらいの大きさの……何かが……)
…
忍「……」
少年(あいつは……!?)
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