上嬢「幼なじみが学園都市第一で新妻ってだけ」一方「新妻はお前だろ」
1- 20
117:珈琲無理オメス ◆CQZzx1saXs[sage saga]
2017/05/15(月) 00:10:11.35 ID:Qja1eIseO


ある日ふと当麻に聞いたことがある。

一方「なァ、ヒーローお前はいつまでかけて人助けするンだよ」

俺の中ではヒーローで、ヒロインで、女神で、天使は
少しだけ考えて。
まるで安いメロドラマみたいな
ありきたりな雰囲気で夕日を背中にして笑顔で言った。

上嬢「俺が俺である限り。俺に助けを求めてくる奴がいる限りだ」

一方「っは…ご立派で」

お前のお影で救われて、でもそのせいで苦しんでる俺はコイツの為に何をしてなにをするべきなのか。
考えて、口に出た言葉は嫌みにしかならなかった。
傷ついて欲しくない気持ちと、コイツはコイツのままでいて欲しい気持ちで…今日も俺はコイツがコイツのまま生き抜けるよう傍にいたいと思った。

上嬢「なあ、一方通行」

一方「あァ?」

上嬢「俺も、人間だからさ…間違えてるって思ったら、殴ってでも止めてくれよな!」

一方「…考えておいてやらなくもねェよ」

俺も、こいつも人間で踏み間違える事も、そんな時もいつかくる。
軌道修正できない罪や罰が出来たとしても。
死んで償える罪は、多分思ってるほど多くない。
どうにか、なんとかして生きて行かなかきゃならない。

ただ、それでも。
おれはコイツに誇れる生き方をして、隣を歩んでいきたい。

上嬢「ただ、もし…俺が子供を産んだら何か変わるかもなあ」

一方「!!?」

当麻だからという以上に
女という生物はそもそも俺の理解を超えた所に何かしらの強さがあるかもしれない。
ふと、ある日の一日で思った。



おわり


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
224Res/76.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice