147:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:07:38.29 ID:0oKAVaRPo
ゲッターロボ・クマ
. 第 三 話
148:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:08:26.52 ID:0oKAVaRPo
ナガレ「だあーっ……頭がパンクしそうだぜ……」
ジン「あの程度の情報量で何を情けない……」
ナガレ「黙っとけ。はーあ、無駄に頭を使ったから腹が減った。飯にしようぜ、飯!」
149:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:09:11.55 ID:0oKAVaRPo
ガツガツガツガツ
ナガレ「んぐんぐんぐ……」ゴクン
ガツガツガツガツ
150:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:10:40.93 ID:0oKAVaRPo
クマ「と言うか、ナガレ。熊公って言うの止めてほしいクマ。クマはクマだクマ!」
ナガレ「生意気言ってんじゃねえよ、テメエなんて熊公以外になんて呼べってんだよ」
ジン「またそんな事を言う……名前くらい普通に呼びなさいよ。ナガレだってポケットモンキー呼ばわりされたら嫌でしょうが」
151:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:11:56.04 ID:0oKAVaRPo
ナガレ「しかし、何時までこんな青空食堂なんだ? テントすら張らねえで、しかも飛行訓練場の側ってよ」
クマ「早乙女博士が言うには、食堂を元通りにするまで二週間は掛かるらしいクマ」
ジン「跡形も無くなったものね……その程度の期間で元に戻せると考えられるのも凄いけれど」
152:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:13:27.48 ID:0oKAVaRPo
ジン「ねえ、クマちゃん。クマちゃんがここに来るまでの経緯、詳しく聞いても良い?」
クマ「どうしてクマ?」
ジン「クマちゃんは私とナガレについて、もうそれなりに知っているけれど、私たちは何も知らないから」
153:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:13:55.44 ID:0oKAVaRPo
ジン「まあ、聞く気が無い奴に居てもらっても邪魔なだけだし、却って良かったかもね。私だけでも聞くから」
クマ「……大した事じゃないクマ。早乙女博士に見つけてもらって、育ててもらって、ゲッターパイロットになったクマ」
ジン「…………」
154:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:15:59.83 ID:0oKAVaRPo
ナガレ「ふあーあ……食ったら眠くなっちまった。この上熊公の身の上話なんざ聞かされたら三秒で寝るぜ」
ナガレ「ったく、ジンの奴、余計な事を言いやがって……なんだって女ってやつぁ要らねえ詮索したがるんだか」
ナガレ「…………ン? なんだありゃ」
155:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:16:34.45 ID:0oKAVaRPo
―― 翌日 ――
ナガレ『フゥーーー! ヒャッホォォォォウウゥッ!』
156:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:17:47.00 ID:0oKAVaRPo
ナガレ「ふぅ、訓練終わり、っと。ン、ああー……やっぱ窓全開にしても、乗り心地はアレだなぁ」
クマ「ナガレ!」キュムキュム
ナガレ「だはぁ、うるせえのが来た……」
157:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:19:10.24 ID:0oKAVaRPo
ジン「いい加減にしなさいよ、ナガレ」
ナガレ「出たようるせえ変態露出狂。いい加減って言うならテメエもパイロットスーツ新調しろよ」
ジン「まだ新しいのができてないんだから仕方ないでしょ!」
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