82:仮面おじさん
2017/01/03(火) 05:55:08.79 ID:JHBNdnxl0
― その頃、美海は・・・。 ―
美海「はぁー・・・。争奪戦か・・・。まさかとは思ったんだけど・・・。はぁー・・・。」
〜昨日〜(※序章のその後くらいです。)
―夜(潮留家)―
美海「えっ!?光が私とまなかへの気持ちで揺れてる?」
さゆ「うん!私もさっき聞いた時、光の奴を引っ叩いてやりたい所だったんだけど・・・一応それは我慢してる。」
美海「・・・・・・。」
さゆ「美海?」
美海「どうしよう、私のせいだ・・・。私がおふねひきの時、海神さまに捕まっちゃったりしなければ、今頃光は・・・。」
さゆ「美海のせいじゃないよ!もしあの時、光が助けに来なかったら、美海はきっと冬眠して目覚めなかったかもしれないんだよ!」
美海「それはそうだけど・・・。」
さゆ「さっきも言ったけど、光は揺れてる状態なんだから、どっちへ倒れるかはまなかさんと美海しだいなんだよ!美海が頑張れば光の一番は美海になるかもしれない!美海にはきっとチャンスがあるよ!」
美海「さゆ・・・。」
さゆ「だから、要も言ってたけど、あいつがまなかさんの幼馴染としてまなかさん応援するように、あたしは美海を応援する。美海の親友としてね!」
美海「さゆ・・・!」
さゆ「勝っても負けても文句なし!光争奪戦だよ!」
美海「光争奪戦・・・!」
さゆ「それであたし決めたよ!あたしとあんたのクラスメイトにも応援を頼む!あいつらも親友だもん!」
美海「さゆ・・・!」
ガシッ(美海がさゆの手を握る)
美海「ありがとう!さゆがそう言ってくれたおかげで、私、元気がもらえた気がする!」
さゆ「いいってことよ!美海、絶対にまなかさんには負けちゃダメだよ!光の事が好きなのは美海しかいないからね!」
美海「分かった!約束する!」
さゆ「うん!」
―現在―
美海「って言ってもなー・・・。どんな顔して光に会えばいいっていうの?そこが一番知りたい・・・。はぁー。」
さゆ『あたしは美海を応援する。美海の親友としてね!』
美海「・・・そうだ、私がこのまま落ち込んでたら、さゆが悲しむし・・・。何やってるんだ、私!さゆが応援してんだから、私も精一杯頑張らないと!」
?『そうこなくちゃな!』
美海「えっ?誰?」
?『お前のその気持ち、俺にも伝わったぜ!でも、どうなるかはお前次第だ。頑張れよ、未来の新妻さん!』
美海「・・・何だか分かんないけど、ありがとうございます!(あと、どこから聞こえたのかが分からない・・・。)」
109Res/44.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20