にこ「きっと青春が聞こえる」
1- 20
672: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/07/22(土) 10:02:46.84 ID:rN0RYkWfO

にこ「あ――」

 おはよーって声かけて、軽い冗談のひとつでも飛ばしてやろうかしらと思い立ったところで。

 言葉がのどに詰まる。

 え、なにこれ?

 心臓がどくんどくん鳴って、嫌な汗が背筋を伝う。

 なんで?

 なんであの二人に声をかけるのが、怖いの?

 まるで、その先におそろしい未来が待っているかのように――

絵里「――あら?」

希「ん?」

にこ「……っ」

 二人が振り向いた。私の存在に気づいた。

 あ、いや、やめて。

 こわい、こわい――!


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice