608: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/06/21(水) 23:13:24.17 ID:EdrrS/iLO
希「――――」
荒唐無稽な私の話を、希は最後まで黙って聞いていた。
にこ「信じ、られないわよね。こんな話……」
希「うーん、そうやねぇ……」
にこ「ううん、いいのよ別に。最初から信じてもらえるだなんて、」
希「すとっぷ」
ずい、と。
希の手のひらが私の言葉を遮る。
希「信じるとか信じないとか、いったん置いとかん?」
希「たぶんそれって、今あんまり重要じゃないと思うんよ」
にこ「……なんで?」
希「んー、だってさ」
いたってまじめな顔して、希は。
希「にこっちが真剣に話してるんだから、うちも真剣に話せばいいだけやん?」
にこ「――――」
奥底まで透き通った緑色の瞳で、そう言った。
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