にこ「きっと青春が聞こえる」
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408: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/09/11(日) 22:52:35.95 ID:NXOor8VQo

花陽「ごめんなさい。失礼なこと、言ってると思います」

花陽「だけど、だけど……二年生の三人を見てると、やりたくてやってるようにはどうしても見えなくて」

花陽「私は……アイドルに、すごくあこがれてて」

花陽「だからこの学校にスクールアイドルをやってる部活があるって知って、とっても嬉しかった」

花陽「だから、だからこそ……中途半端に、したくないんです」

ことり「そのためには……私たちは邪魔、ってことだよね」

花陽「そういうわけじゃ!」

ことり「……ごめんね、ずるい言い方だったね」

 慌てる花陽ちゃんを見て、少し罪悪感。

 だけど、きっと彼女の言いたいことをなんのフィルターもかけずに言うなら、そういうことなんだと思う。

 私たち――特に穂乃果ちゃんは、この部活の邪魔になってる。



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