にこ「きっと青春が聞こえる」
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378: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/08/22(月) 22:16:27.72 ID:KsmMYZ1co

にこ「……もうちょっと、続けてみたら?」

穂乃果「え?」

 結果。出てきたのは、停滞の言葉。

 なんとか現状を維持しようとするだけの、なんの力もない言葉。

 そうだ。別に無理やりやらせる必要はない。

 凛の時と同じ、彼女自身に動機づけをしてあげれば――

にこ「ほら、ことりだって必死にやってるわけだし。それが理由でもいいじゃない?」

穂乃果「ことり、ちゃん?」

にこ「そうよ。ことりがやってるから、自分も一緒にやる。海未だっているわけだし」

にこ「やってるうちに楽しさが見つかってくれれば万々歳じゃない?」

にこ「それにさ、ことりだってアイドルの楽しさに目覚めてもっと続けたいって思うかもだし」

穂乃果「…………」


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