139: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/04/27(水) 21:26:42.01 ID:NPhJ0Vn2o
凛「――――」
息をのむ凛。きゅっ、と唇を結んで、視線を床へ落とす。
凛「なんで……」
それは、質問というよりは独り言のように聞こえた。
凛「なんで……あんなこと、あったのに……」
にこ「あんなこと? って――」
凛「好きなこと……やりたいこと、否定されたのに」
凛「なんで……そんなこと、言えるの……」
にこ「――――」
ああ、知っちゃったんだ。
私が三年前――この世界では、二年前か――どれだけ惨めだったか。
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