元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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644: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/07/02(日) 17:20:04.20 ID:KOoRK9q/o
武士、ナマクラが刀を構え走り来る。

バルザック「はっ、錆びた剣なら受け止めてやる!」

テンパラス「いかん!」サッ

バギンッ!

黄金色に輝く刀身が、斜めに構えて攻撃を逸らそうとしたテンパラスの盾を容易く切断する。

テンパラス「この男は、ただの棒でさえ武魂気を纏わせ鋭く研ぎ澄ます。決して受けるな!」

バルザック「わ、悪りぃ!」ドッ

侍「ぬっ!」

謝りつつも鋭い蹴りでナマクラを大きく後退させるバルザック。

罠と爆弾だけが彼の取り柄ではない。


ずしん ずしん

ガルァシア「俺の停止魔法陣が通用しない……?」

力士、ジュウリョウは身長3mの大男である。

その驚異的な筋力は、鈍重そうな体形とはかけ離れた瞬発力を生む。

魔法陣が無ければ、ガルァシアを含む正面にいた者は一瞬の内に叩き伏せられていただろう。

ラファ「い、今なら! この聖光塊を食らいなさい!」

力士「ぐおっ!?」

聖光を武器に加工せず純粋に固めただけの聖光塊は、やや当てづらいが白魔術の中では高い威力を持つ。

魔法耐性の低い巨漢はその衝撃によろめいた。


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