元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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613: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/06/26(月) 01:44:21.89 ID:po2J3s3to
フィナ「なんで仕立て屋の子がこいつらに追われてんの!?」

クリス「聞いても教えてくれないんですっ!」

フィナ「あんたたち! 話せばわかる! 話さなければわからない! 話そうよ!」

ネル「でもその娘はオートマトン! 危険なモンスターなんだヨ!」

テンパラス「……私にはそうは思えん。邪魔をされたくなければ構えを解け」

バルザック「どうする?」

ガルァシア「……従おう。この剣士と戦う理由はない」

ネル「チェッ」

フィナ「テンパラスさん……あっぱれです!」

テンパラス「やめろ。……話ができる相手は安全だったろう?」

テンパラス「現状、この者たちの方がモンスターに見えた。それが仲裁の理由だ」

バルザック「俺っちをモンスター扱いかよオイ!」

ネル「ボクらは正義の味方なのにネー?」

フィナ「正義の味方?」

ガルァシア「……俺が代表して説明しよう」


フィナ「つまり、この町では違法ハーブが異常に流行ってて、このままじゃ流通させてる組織に町が乗っ取られるから」

ネル「ボクたちは町を守るために立ち上がった!」

バルザック「んで、シュンの奴が魔法街広場の仕立て屋にいる人形が首謀者に繋がってるなんて言うもんだからよぉ」

クリス「ひどい濡れ衣ですー!」

フィナ「シュンってあの嘘つき探偵じゃん……」

ネル「マアネ」

バルザック「でも他にヒントもねぇしさぁ」

テンパラス「真偽も分からん情報で騒ぎを起こすな」

ガルァシア「嘘、か……」

フィナ「しんみりと呟いて、何かあったの?」

ガルァシア「昨日、俺がお前の連れの腕に刻まれた、人質用のルーンを消そうとしただろう?」

フィナ「エルミスの? あの探偵に簡単に消せるって言われてた」

ガルァシア「実はあのルーン、俺の実力では到底消せるものではないということを後で知った」

ガルァシア「シュンは、ルーンを消せなくて焦る俺を眺めて楽しみたかったらしい……」

フィナ「うわぁひどい奴だ」

テンパラス「よくそんな男の発言を信じる気になれたものだ……」


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