元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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548: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/05/31(水) 17:50:31.72 ID:joEQYD89o
ウベローゼン市、ブラッドレイ邸。

元帥に招かれた魔法を解く専門家が、エルミスの腕に刻まれたルーンを見ている。

黒魔術師「驚くほど強力な術者による魔法です……」

黒魔術師「解除できる者はフルフィリア国内にいるかどうかも怪しいです」

元帥「物理的に消すことはできないのか?」

黒魔術師「ルーンは入れ墨のように、内側に刻まれています」

黒魔術師「腕の肉を大きく削がなければ消すことはできません」

元帥「ならんッ! エイラを傷つけてなるものか!」

エルミス「……」

元帥「こうなったら術者を直接……!」

エルミス「やめて父上! そんなことしたら、ソフィーと違ってあの人は容赦なくわたしを殺すわ!」

元帥「……いかん、焦っているな」

母「あなた、お客様ですよ」

女帝「おはようございます。元帥、エイラちゃん」

元帥「海軍大将か」

女帝「ウフフ、調子はどう?」

元帥「難航している……。フルフィリア最強の魔術師を不意打ちし一撃で葬る以外に選択肢がなくなってしまった」

女帝「それは私達でも難しいわね」

元帥「できるとすれば陸軍大将か憲兵隊長だが……」

女帝「二人とも今日は大統領選に出馬しているから動く暇が無いわ」

女帝「それは貴方もよ、元帥殿?」

元帥「うむ。時間が押している。そろそろ王都へ向かわねばならん」


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